最小公倍数の求め方

最小公倍数求め方

最小公倍数(さいしょうこうばいすう)、略して LCM とは、複数の整数の共通の倍数の中で最も小さい数のことです。日常生活の中でもよく出てくるこの概念を理解することで、数学の理解が深まります。この記事では、最小公倍数の求め方について詳しく解説します!

最小公倍数を求める方法

最小公倍数を求める方法はいくつか存在しますが、ここでは代表的な 3つの方法 を紹介します。

1. 素因数分解を使った方法

この方法では、各整数を素因数分解し、すべての素因数の最大指数を取ります

例えば、40 と 30 の素因数分解は以下の通りです:

これらを基に、最小公倍数 LCM は以下のように計算されます:

$$\text{LCM}(40, 30) = 2^{\max(3, 1)} \times 3^{\max(0, 1)} \times 5^{\max(1, 1)} = 2^{3} \times 3^{1} \times 5^{1} = 120$$

2. すだれ算を使った方法

すだれ算は、視覚的に倍数を確認できるのでわかりやすい手法です。この方法では、指定した2つの数の倍数を並べていき、最初に合致するものを探します。

例として、40 と 30 の倍数を並べてみましょう:

    40 の倍数: 40, 80, 120, 160, ...
    30 の倍数: 30, 60, 90, 120, ...
    

この場合、最初に共通する倍数は 120 です。

3. 最大公約数を使った方法

最大公約数(GCD)を使って最小公倍数を求めることもできます。公式は以下の通りです:

$$\text{LCM}(a, b) = \frac{|a \times b|}{\text{GCD}(a, b)}$$

実際に計算してみましょう:


    a = 40
    b = 30
    GCD(40, 30) = 10
    LCM(40, 30) = (40 × 30) ÷ 10 = 120
    

実際の例題

次の2つの数の最小公倍数を求めてみましょう!

例】 12 と 20 の最小公倍数は?

素因数分解すると:

このため、最小公倍数は:

$$\text{LCM}(12, 20) = 2^{2} \times 3^{1} \times 5^{1} = 60$$

まとめ

最小公倍数の求め方はいくつかありますが、自分に合った方法を見つけることが重要です!また、 素因数分解やすだれ算は特に便利ですので、ぜひ使ってみてください。

お役立ちTip: 計算問題を解くときは、常に桁数に注意して計算しましょう!

グラフで示す最小公倍数

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